スマホの保護フィルム

スマホを購入したら、やはり大きなディスプレイが傷つかないようにしっかりと保護したいですよね。スマホはタッチパネル方式のため指紋がつきますし、画面がむき出しで傷がつく可能性が高いのです。スマホの美しい画面を傷や汚れから守る、液晶保護フィルムをご紹介します。

保護フィルムのタイプ

ディスプレイを保護するフィルムには、大きく分けて光沢タイプとノングレアタイプの2つのタイプがあります。それぞれの特徴をご紹介します。

光沢タイプ
表面をピカピカに光らせて、美しいツヤと高級感を出すことができます。黒色の絞まりやコントラストを高く見せることができますので、写真や動画をよく見る場合には特にオススメできます。反面、光を強く反射しますので、蛍光灯や太陽光の映りこみで画面が見づらくなるシチュエーションがあります。
また、指で触った際に指紋がつきやすく目立つことが欠点ですが、材質の改良によって防指紋性を高めた光沢フィルムも商品化されています。余談ですが真っ暗な画面では自分の顔もよく映りますので、鏡とまではいきませんが髪型ぐらいはチェックできるかもしれません。
アンチグレアタイプ(AG:Anti-Grare)
光沢タイプとは反対に、画面のツヤを消してマットな表面にします。光の反射を抑えることができ、蛍光灯や太陽光の映りこみを低減します。屋外での利用が多い場合にはオススメですね。指で触るとサラサラとした感触がありますので、光沢タイプと比べてスムーズな指のスライドが可能です。光沢タイプと比べて指紋がつきにくい特長もありますので、汚れを気にされる方にもオススメです。ノングレアの仕組上、どうしても画面が白っぽくなりますので、写真や動画を楽しむ際にはやや気になる場合があります。加えて細かい文字などは、やや滲んで見えにくくなる場合がありますが、改良によってちらつきが抑えられた商品もあります。ノングレアタイプ、低反射タイプとも呼ばれています。

保護フィルムのプラス機能

保護フィルムには2つのタイプがあることを説明しましたが、さらにプラスで目的に応じた機能を持つ保護フィルムや、便利な特性をプラスした保護フィルムがあります。

防指紋(AF:Anti-Fingerprint)
タッチパネル方式のスマホでは特に重要になるのが防指紋性です。指紋や油脂がベタベタついた画面は嫌ですよね。ノングレアタイプの防指紋性は高いので問題ありませんが、光沢タイプでは防指紋性を高めた商品であっても、完全に防ぐことは難しいようです。最近ではフッ素をコーティングすることで防指紋性を高めた製品が登場しています。
プライバシーフィルター
あえて視野角を狭くして、覗き見を防止するブラインド加工を施した保護フィルムです。電車内での利用など、至近距離に人がいるシチュエーションで効果を発揮します。副作用として画面が暗くなりますので、ディスプレイの輝度を上げる必要があります。プライバシーフィルターはどうしても厚みがありますので、タッチパネル操作に支障のないスマホ対応製品を選ぶようにしましょう。
紫外線(UV)カット
液晶ディスプレイのバックライトから出る紫外線をカットして、目の疲れを軽減してくれる機能です。加えて、太陽光の紫外線による液晶の劣化を防ぐ役割も持っています。
ブルーライトカット
LEDディスプレイから発せられる青色光をカットするメガネが話題になりましたが、スマホの保護フィルムにも同様の機能を持つ製品が登場しています。
キズ自己修復
表面に弾力性のある層があり、表面にキズがついても時間がたつと元通りに修復するフィルムです。修復可能な層を越えて深く傷ついた場合には修復できません。
気泡ゼロ
エアーレスとも呼ばれるこのタイプは、文字通り気泡が入らないことをウリとするフィルムです。仕組みとしては、ディスプレイ枠外のみに粘着性を持たせて、ディスプレイ部はあえて吸着させないことで気泡も埃も入らないようにしています。他にも、従来のフィルムと同じ吸着型で気泡が入りにくいように設計された製品もあります。
自己吸着
最近の商品では当たり前になってきていますが、保護フィルムをディスプレイに貼る際に、シールなどの糊付けが不要でフィルム自身が吸着するタイプです。
再剥離性
こちらも最近の商品では当たり前になってきていますが、一度貼ってから剥がしても吸着性が失われず、貼りなおしが可能なタイプです。
衝撃吸収
スマホは、ディスプレイを保護するカバーがないストレートタイプがほとんどです。衝撃吸収を備えた保護フィルムは、埃や傷だけでなく強い衝撃からもディスプレイを守ります。フィルムの代わりに強化ガラスを採用した製品まで登場しています。
抗菌
人間の指はバイ菌だらけですから、使っているうちに保護フィルムはどんどん汚れていきます。細菌の繁殖を抑える抗菌仕様の保護フィルムで、少しでも清潔に保つことができるかもしれません。

失敗しない保護フィルムの貼り方

気に入った保護フィルムが手に入ったら、いよいよスマホへ保護フィルムを貼ります。しかし、適当に貼ろうとすると埃が入ったり大切なフィルムを曲げてしまったりする恐れがあります。保護フィルムをキレイに貼るためのコツをご紹介します。最近は「気泡ゼロ」を謳った商品もありますので、興味のある方は探してみてください。

準備する物

  • 保護フィルム
  • スマホ本体
  • マスキングテープ
  • 消しゴム(なければクレジッドカードなど)
  • クリーニングクロス(起毛しない物)
  • エアダスター

作業する場所

  • 浴室(湿気があり埃の浮遊が少ないため)

作業の流れ

ここでは、最近主流の自己吸着シートの保護フィルムを想定します。
始めに、保護フィルムの吸着面を保護している吸着面保護シールはそのままに、裏表を間違わないように保護フィルムをスマホのディスプレイに乗せて、貼る位置およびサイズが足りているかを確認しましょう。専用の保護フィルムであれば、サイズが足りないことはありませんので安心です。製品によってサイズが画面に対してピッタリ過ぎるものがありますが、実はサイズは画面に対して少しだけ小さいほうが貼りやすいです。ピッタリなサイズだとほんの少しでも斜めに貼ったり、ずれて貼ったりすると、画面からはみ出てしまった部分が浮いてしまいます。

続いて、ディスプレイをクリーニングクロスで、指紋や油脂などが残らないように綺麗に拭きます。(開封直後の本体がベスト)この際、クリーニングクロスが毛羽立つと、どうしても細かい毛などがディスプレイに付着してしまうので、エアダスターで吹き飛ばすとベストです。しかし、埃は空気中に無数と舞っていますので、ここで綺麗に飛ばしても作業中に付着してしまいます。浴室で作業をすることで、埃が付着する危険性を減らすことができます。※水濡れには十分注意してください。

いよいよ保護フィルムを貼っていきます。ディスプレイの上か下から順番に貼っていきます。何か目印になるものがある方(例えば下にホームボタン用の穴があるなど)から貼っていくと分かりやすいですね。吸着面保護シールを少し(3cm程度)剥がして、左右の角を合わせて貼ります。この時点で気をつけたいのは、フィルムの「たわみ」です。左右ばかり気にして外側から貼っていくと、結果的に中央が浮いてしまうことがありますので、中央から左右に広げるような貼り方を心がけましょう。埃が混入するリスクを減らすことができる、吸着面保護シールが中央から半分ずつに分かれている製品がおすすめです。

左右の角がうまく貼れたら、吸着面保護シールを順番に剥がしながら、保護フィルムをディスプレイに貼っていきます。気泡(空気が入って浮いた状態)ができますが気にせず進めます。ディスプレイの中央まで貼れたら、一旦これから貼る半面をディスプレイに当てて左右のズレがないか確認しましょう。傾きが気になる場合は前工程に戻って貼り直します。問題なければそのまま最後まで貼ります。

気泡がたくさんできてしまいましたか?気泡には単に空気が入っただけの気泡と、埃や細かい毛が入って浮いている気泡があります。厄介なのはもちろん後者です。これを「まぁいいや」と諦めてしまうと、これからずっと見るディスプレイに埃の入った気泡が残ることになります。それは嫌ですよね、頑張って完璧を目指しましょう。

ここでマスキングテープの出番です。普通のセロハンテープでは、粘着力が強すぎて作業中にフィルムやディスプレイに糊が残ってしまう恐れがありますので、粘着力が弱く糊が残らないマスキングテープを推奨します。マスキングテープを6cmほど取り、保護フィルムの埃を取りたい位置に近い角に貼ります。テープを剥がすことによって、保護フィルムをめくるのが目的です。さらにマスキングテープを別に6cmほど取り、粘着面を外側にして両端を貼り合わせて輪を作ります。この輪を指にはめて使いますので、指の太さに合わせて輪の大きさは決めてください。

テープの輪をはめた反対の手で、さきほど保護フィルムに貼ったテープを保護フィルムごと剥がします。剥がすのは埃が入った気泡までです。テープを使わずに爪などで保護フィルムを剥がそうとすると、最悪の場合保護フィルムの角が曲がって保護フィルムが再起不能になりますので絶対にやってはいけません。うまく保護フィルムを剥がすことができたら、テープの輪を潜り込ませて埃をテープでキャッチします。この際、指が直にディスプレイや保護フィルムの吸着面に触れないように気をつけてください。すべての埃や毛に対して、同じ作業を繰り返します。この作業を減らすためにも、埃が少ない浴室での作業がおすすめです。

埃がすべて除去できたら、消しゴムを使って気泡を取り除いていきます。消しゴムは削れていない平らな面を使ってください。ディスプレイ中央の気泡から順番に、外へ外へと消しゴムで追いやっていきます。道中にある気泡も巻き込むことで、作業が短縮できます。消しゴムがなければクレジットカードなどでも代用できますが、強くこすらないように注意してください。この工程で、気づかなかった埃が見つかる場合があります。その場合は、前工程の作業と同様に埃の除去を行ってください。

すべての気泡がなくなれば、後はクリーニングクロスで表面を拭いて完成です。是非、気泡ひとつなく貼れた保護フィルムを見て達成感を味わってくださいね。

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