格安SIMでスマホの維持費を安くする

スマホの料金、払い過ぎていませんか?

皆さんがキャリアに払っている毎月の費用は、おおよそ7,000円以上ではないでしょうか。中でも大きな負担になっているのがパケット定額料金です。パケット定額料金はWebサイトを見たりメールを送ったり、アプリをダウンロードしたりLINEで友達とやりとりするなど、通話以外の通信のために必要ですから、高いのは仕方がないと思っていませんか?
もし、この費用が1,000円程度に抑えられたら家計は大助かりですね。実は今、スマホの維持費を本当に安くできる「格安SIM」の利用が注目されています。

格安SIMって何だろう?

MVNOとは

格安SIMとはその名の通り、スマホの料金を安くできるプランです。格安SIMを販売しているのは、「MVNO」と呼ばれるキャリアとは異なる事業者です。

ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアは、自社で日本中にアンテナを立てて携帯電話網を構築しています。対して格安SIMを販売しているMVNOは自前で設備を持たず、キャリアから回線をレンタルして販売している「仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator略してMVNO)」です。主にIIJやOCN、BIGLOBEなどの既存インターネットプロバイダがMVNOを行っており、他業種の参入も盛んで今や500社以上がサービスを提供しています。
大半のMVNOは人口カバー率100%のドコモ回線を使用していますので、キャリアと比べてエリアが変わることもなく安心です。mineoやUQ mobileのように、auの回線を使ったMVNOサービスも存在します。

キャリアの音声定額プラン開始で注目を集める

以前の格安SIMはデータ通信のみで音声通話に対応しておらず、通話をIP電話アプリに頼るスマホか、タブレットやモバイルWiFiルーターのデータ通信SIMとして使用されていました。しかし、近年は音声通話に対応した格安SIMが増えてきており、スマホの契約をそのまま移すのに適したプランが充実してきています。

3大キャリアが足並みを揃えて通話定額プランに移行したことで、よく電話をする人にとっては費用が安くなりました。しかし一方で、ほとんど電話をしないデータ通信がメインのユーザーにとっては、高額な無料通話を強制的に付与されたようなもので、実質的な値上げに他ならない状況です。こうした流れもあり、音声通話付の格安SIMプランが一気に普及しました。音声通話付の格安SIMプランは、現在の電話番号をそのまま持ち越せるMNPにも対応しているので安心です。

格安SIMにも音声定額オプションが充実

2016年は格安SIMにも音声定額のサービス開始が目立った1年となりました。格安SIMの音声定額はキャリアのような無制限なかけ放題と言うよりは、10分までの通話が月に300回まで定額といった、範囲を定めた定額オプション(有料)です。ほとんどの方は1回の通話が10分で事足りると思いますので、通話を頻繁にする方でも格安SIMが選択肢になるようになりました。

日ごろからよく長電話をする人には、通話料(30秒につき20円)が重くのしかかってくるため格安SIMは向いていません。

格安SIMのメリット

格安SIMに興味はあるけど、何だかいろいろ面倒そう・・・と思われている方も多いはず。まずは格安SIMのメリットを見てみましょう。

メリット1「料金が安い」

何と言っても格安SIMの最大のメリットは料金の安さです。キャリアでは当たり前のように月に7,000円以上かかる維持費を、1,600円ぐらいまで下げることができます。半額どころか4分の1以下というのだから驚きですね。もちろん、音声通話もできての料金ですよ。

メリット2「キャリアのような2年縛りがない」

途中解約金(違約金)とか契約の自動延長といった煩わしい契約の縛りがフリーなことも格安SIMの魅力です。これだけでも乗り換える理由になりますね。※MVNOによっては、契約期間に縛りがあるプランがあります。

メリット3「自分に合ったプランを細かく選べる」

キャリアのプランは複雑で分かりづらいと昔からよく言われていますが、近年では改良が図られシンプルになってきました。その代わりにユーザーごとの細かなニーズに合わせられない場合があり、電話をしないのに通話定額付きといったケースがあります。格安SIMのプランは多種多様で、まったく電話をしない人にはなるべく通話に関する費用がないプランが多く、ネットを使うための通信容量も月0GB~50GBと幅広く選ぶことができます。

なぜ格安SIMは安いのか?

安い上に縛りもない。メリットだけ聞けば格安SIMは正に理想のプランですが、安さゆえのデメリットも押さえておく必要があります。格安SIMの安さの理由と合わせてデメリットになりうることも確認してみましょう。

1.端末代の上乗せがない

キャリアでスマホを契約する場合、スマホの端末費用は2年契約することで毎月値引きしてもらえます。値引きによって2年間で0円になる(実質0円と呼びます)端末もありましたね(2016年3月以降は総務省の指導があり0円販売はなくなりました)。しかし、格安SIMではSIMカードのみを契約するか、元から安い端末をセットにした販売が主流です。

ここでよーく考えてください。なぜキャリアはハイスペックな最新スマホの端末代(約6~10万円)を、ほぼタダ同然にできるのかを。答えは簡単で、端末代を毎月の費用に含めて回収しているからです。こうすることで、ユーザーは簡単に契約を解除することができなくなり、長期に渡って契約が望めます。ユーザーは端末代を気にせず、最新のスマホを抵抗なく買うことができますから、メーカーにとってもうまい商売ですね。

端末代を上乗せしていない格安SIMの月額費用は、こうした理由から格安にできるのです。格安SIMでセット販売されているスマホは、キャリアが販売しているハイスペックなスマホとは別物です。最近ではスペックの差はそれほどなくなってきていますが、定価が5万円以下の廉価なスマホがほとんどです。

最近では、キャリアも格安スマホの需要を意識して、元から安価な端末をラインナップに含めるようになりました。ドコモのMONO MO-01Jや、auのQua phone PXなどがその一例です。

2.「高速通信容量」と「通信速度」の違い

格安SIMの料金を決める大きな要因は、高速通信時の容量と通信速度です。高速通信時は、端末が対応している通信規格内の最高速度で通信ができます。(一部のプランは高速時の速度を制限していたり、高速通信がなかったりする場合があります)ただし、規格は同じでも混雑具合によって実際の通信速度は大きく異なります。人気の格安SIMでは都心部の通勤時や昼休みに著しく通信速度が遅くなることがあります。

形態は各社プランによって様々ですが、毎月(もしくは毎日)一定容量の高速通信容量が補充され、使い切るまで高速なプランや、用途に合わせて高速と低速を好きな時に切り替えられるプラン、追加料金で高速通信容量をチャージできるプランなどがあります。高速通信容量で高速な通信を利用するには、端末も高速な通信規格に対応している必要がありますので、古いスマホを中古で購入する場合にご注意ください。

最近の格安SIMプランは、高速通信容量がキャリアのプランと比べても遜色がなくなっています。中には50GB/月というキャリアにないぐらい大容量のプランも登場しています。高速通信容量が多いほど快適に通信することができますが、料金も高くなりますので自分に合った通信容量のプランを選びましょう。

自分のパケット利用量を知る

毎月の携帯電話料金の明細には、あなたが使用したパケット通信の利用量が記載されています。その利用量に収まる高速通信容量を持った格安SIMプランを選べば、従来と変わらない通信環境を得ることができます。格安SIMによっては、使った高速通信容量を専用アプリで見ることができますので、プラン変更の目安にすることができます。(プラン変更に対応していない格安SIMもありますので注意)

上記のパケット利用量の話は、あくまでLTEや3Gの回線を使用した通信のみが対象であり、自宅のWiFiに接続しての通信は関係ありません。つまり、自宅のWiFi利用がメインの人はパケット利用量をかなり抑えられていますので、より高速通信容量の少ないプランを選択できます。

高速通信容量を使い切ってしまうと

契約プランの高速通信容量を期限内に使い切ってしまった場合、非常に低速な状態で残り期間を過ごすことになってしまいます。MVNOによっては高速通信容量を追加できるオプションがありますが、割高なことが多くおすすめできません。余裕を持って容量の大きいプランを選択して、余った高速通信容量を翌月に繰り越しできるMVNOを選択するとよいでしょう。低速な状態でも通信の最初だけ一瞬高速に通信できる「バースト転送」に対応したMVNOもあります。LINEやSNSなどの通信なら、バースト転送でしのぐことも可能です。

特定アプリの通信を高速通信容量にカウントしないサービスが登場

動画などの大容量通信が多いと、高速通信容量をあっという間に使ってしまうので容量の大きいプランに入らないといけません。しかし最近では特定アプリの通信をカウントしない、カウントフリーサービスが登場しています。例えば、「YouTube」や「Google Play Music」アプリで動画や音楽をたくさん楽しんでも、高速通信容量にカウントしないBIGLOBEの「エンタメフリー・オプション」などがあります。

エンタメフリー・オプション

月額480円(税別)からの定額で、対象の動画や音楽をデータ通信量の制限なくお楽しみいただけるサービスです。対象サービスは「YouTube」「Google Play Music」「Apple Music」「AbemaTV」「Spotify」(2017年2月時点)。高速通信容量6GB以上のプランを利用している方が申し込みできます。

3.競争の原理が働いている

皆さんは3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の音声定額プランの料金差をご存知でしょうか?信じがたいことに、1円も変わらないのです。誰でも参入できる市場ではありませんから、3社で足並みを揃えてしまえば競争はなくなってしまいます。

しかし、格安SIM市場は違います。プランの内容はどんどん充実し、ただでも安い料金がさらに安くなっています。MNP可能な音声通話付プランに対応するMVNOも増え、キャリアで2年縛りを終えたユーザーに有力な選択肢になりました。毎月のようにどこかがプランを見直して最良の選択肢が変わり、ユーザーを激しく取り合っています。まさに、戦国時代と呼べる状況にあるのです。

MVNOごとに打ち出されるキャンペーン情報も見逃せません。初月の基本料無料や半年間○円割引、高速通信容量を2倍にするなど、新規申し込みに対して条件を優遇するキャンペーンが頻繁に行われています。MVNO選びの際には、プラン内容だけでなく実施中のキャンペーンもぜひチェックしてみてください。体感的にキャンペーンを頻繁に実施しているMVNOは、プランの改善なども積極的に行っていることが多く事業運営に「動き」を感じます。反対にこうした「動き」がなくなってしまったMVNOも見られ、これらのMVNOは存在感がなくしつつあります。

料金以外の差別化も

料金の値下げにも限界があり、最近は格安SIMプランの料金に下限が見えてきました。こうなってしまうとMVNO間での差がなくなり、後発MVNOは利用者を増やせなくなってしまいます。そのような背景もあり、MVNOごとに料金以外の差別化を打ち出すようになりました。

FREETELブランドを展開するプラスワン・マーケティング株式会社では、AppStoreダウンロード時のパケット料金を無料にする「FREETEL SIM for iPhone/iPad」をリリースしています。さらにすべてのSIM商品でLINEなどのメッセンジャーアプリの通信(音声メッセージやビデオ通話は除く)を無料にしました。音声通話プランで違約金をなくしたり(代わりにMNP転出手数料がかかる)、使わなかった月は安価になる従量課金プランを導入したりするなど、積極的に他社との差別化を図っています。

4.サポート体制の違い

キャリアのような全国にカスタマーサポートの拠点を持たないことで、運営費用を減らしています。当然ながら、キャリアと同様の手厚いサポートは期待できませんので、ある程度の知識を持ってトラブルは自己解決する必要があります。ドコモ系の格安SIMだからと言って、ドコモショップに駆け込むことがないようにしましょう。

キャリアから格安SIMに乗り換える際の注意点

既存のキャリアから格安SIMに乗り換える際の注意点として、キャリアメールがなくなることが挙げられます。今後の乗り換えも考えて、キャリア契約に依存しないメールアドレス(Gmailなど)に変えてみるのも手です。最近では、LINEなどのコミュニケーションアプリが普及したことで、メールは以前ほど重要ではなくなりましたが、メールでしか連絡ができない相手がいる場合にはアドレスの変更を伝える手間があります。SNSやショッピングサイトに登録していたメールアドレスの変更も忘れずに。また、一部のサービスではキャリアメールしか登録を受付けなかったり、LINEのID検索のようにキャリア契約による年齢認証が必須なサービスもあったりします。

キャリア特有のクラウドサービスなども利用できなくなります。アドレス帳や写真などの大切なデータがクラウド上に残っている場合は、乗り換え前にキャリア契約に依存しないストレージに移動してください。利用するスマホによっては、テザリング機能がキャリアに依存している場合があります。この場合は格安SIMに乗り換えることでテザリングが使えなくなることがありますので、事前に確認してください。

他にもキャリアが提供していた無料の公衆WiFiスポットや、セキュリティソフトが使えなくなったり、貯めていたポイントが消失したりする場合があります。

通話中心の使い方で格安SIMは有効か?

格安SIMは電話をよくかける人には向かない、というのがこれまでのプランでは常識でしたが、近年ではかけ放題オプションをつけられるMVNOが増えてきました。注意する点としては、かけ放題とは言ってもキャリアの通話定額プランとは異なり、1回の通話時間が5分までといった制限があることです。月ごとの通話回数に制限が設けられているプランもあります。ご自分の通話がかけ放題オプションの条件に収まるようであれば、格安SIMで通話中心な使い方もできるかもしれませんね。

「プレフィックス型電話サービス」を利用するのも通話料を安く抑えることに役立ちます。プレフィックス型電話サービスとは、電話をかける際に電話番号の前に特定の番号を追加することで通話料を半額にすることができます。

みおふぉんダイアル

みおふぉんダイアル

「みおふぉんダイアル」はIIJmioのプレフィックス型電話サービス。専用アプリで番号を追加する手間なしに今まで通り電話がかけられます。スマホに記録されている連絡先を専用アプリに同期することができるので、わざわざ専用アプリに登録する必要はありません。もちろん、通話する相手はアプリのインストールは必要なし。

楽天でんわ

楽天でんわ

「楽天でんわ」は楽天のプレフィックス型電話サービス。仕組みはみおふぉんダイアルと同様。通話料100円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まります。さらに、楽天カードで通話料を支払うと、ポイントが2倍にアップする特典付。

データ通信SIMにおける音声通話の方法

格安SIMのプランは、MNPが可能な音声通話に対応した「音声通話付プラン」と、「データ通信プラン」の2つに大別できます。「音声通話付プラン」であれば、キャリアの契約と同じ品質で音声通話が可能です。「データ通信プラン」においても、音声通話がまったくできないわけではありません。それが以下のような方法です。

IP電話を利用する

NTTコミュニケーションズが提供する「050 plus」に代表されるIP電話アプリを利用すれば、自分の電話番号を持って誰とでも通話が可能になります。通話料はキャリアのプランよりも格安になります。ただし、これまでキャリアで使用していた番号とは別の番号(050から始まる番号)になります。通常の電話に比べると、やや遠く聞こえたり、遅れて聞こえたりします。

LINEなどの無料通話を利用する

電話をしたい相手が、LINEなどの無料通話機能(同社が提供する「LINE電話」ではありません)を持ったアプリで繋がっている場合、アプリ同士で通話する方法もあります。通話料は無料ですが、電話番号を持つことができませんので、知らない相手とは発信も着信もできません。IP電話よりも音質が悪く、安定しない場合があります。

格安SIMでも使える機能やアプリ

おサイフケータイ

便利なおサイフケータイは、スマホにFelica機能が搭載されていれば格安SIMでも利用することができます。MVNOがプランとセットで販売している格安スマホは、ほとんどがFelicaを搭載していないため、おサイフケータイを使いたい場合はFelica搭載スマホを用意するようにしてくださいね。

留守番電話やキャッチホン

MVNOによってはオプションで留守番電話やキャッチホンを提供していますので、Webサイトで確認してみましょう。お持ちのスマホに「伝言メモ」機能がある場合は、相手の伝言を録音することができるので留守番電話を代用することも可能です。

地図アプリ

Googleマップなどに代表される地図アプリは、スマホにGPSが搭載されていれば問題なく利用することができます。現在発売されているスマホには、ほとんどがGPSを搭載しているので特に気にする必要はないでしょう。

MVNOとの契約

キャリアとの契約では、スマホ端末と料金プランを選択して、使える状態になったスマホ端末を受け取ることが出来ます。しかし、MVNOとの契約では基本的に「SIMカード」と呼ばれる契約情報が記録された小さなICチップを受け取るだけです。(最近は安価なスマホとセットで販売する商品も出てきています)このSIMカードを、あらかじめ自分で用意したスマホ端末のスロットに挿し込んで使用します。SIMカードはスマホを使う上で非常に大切な物で、SIMカードが挿入されていないと携帯電話回線による通信や通話ができません。


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契約に必要な物や情報

MVNOと契約する上で事前に準備が必要な物や情報をご紹介します。

  • 運転免許証などの身分証明書
  • クレジットカード
  • MNP予約番号(音声通話付プランにMNPする場合)
  • 準備したスマホのSIMカードサイズ

契約の流れ

MVNOと格安SIM契約する流れについて説明します。
まずは格安SIMを利用する端末を用意する必要があります。主流の格安SIMプランはドコモの回線を使用していますので、ドコモのスマホかSIMフリースマホが必要です。auのスマホは、ドコモやソフトバンクと通信方式が異なるため、SIMロックを解除してSIMフリー化できたとしてもドコモ系の格安SIMで利用できない場合があります。auの回線を使ったmineoやUQ mobileならLTE対応スマホのみ使用できます。今まで使っていたスマホが条件を満たしているのであれば、そのまま格安SIMでも使うことができるのがありがたいですね。なければ好きな白ロムを購入するか、MVNOがプランとセットで提供しているSIMフリースマホにする方法もあります。

乗り換え先の格安SIMで用意したスマホが利用できるかは、MVNOのWebサイトに公表されている動作確認済み端末を確認すると安心です。

白ロムの購入方法については、「スマホの買い方」で紹介しています。

次に検討が必要なのが「音声通話対応プランか、データ通信プランにするか」です。今使っている電話番号をそのまま使いたいのであれば、音声通話対応プランになります。データ通信プランは、使っている電話番号をなくして音声通話をIP電話アプリなどに置き換えられる人向けです。

キャリアを解約する前に契約更新月をチェック

格安SIMにMNPする場合、キャリアの契約更新月を調べておきましょう。契約更新月とは、2年縛りのプランを解約金なしに解約できる月であり、契約開始から2年経過したタイミングで1~2ヵ月あります。契約更新月以外に解約してしまうと、約10,000円ほどの解約金が必要になります。

いずれかのプランに決まったら、各社から提供されているプランを見比べてみましょう。(別ウィンドウで表示します)

音声通話対応プランを比較する

月額1,000円以下のデータ通信プランを比較する

月額1,000円~2,000円のデータ通信プランを比較する

月額2,000円以上のデータ通信プランを比較する

契約したいプランが決まればいよいよ申し込みです。音声通話対応プランでMNPを利用する場合は、あらかじめ現在のキャリアからMNP予約番号を取得する必要があります。取得方法はキャリアによって異なりますので、キャリアのWebサイトで確認してください。MNP予約番号は発行から15日間の有効期限がありますので、移動先の格安SIMを決めないうちに慌てて取ってしまわないようにしましょう。MVNOによってはWebサイトから簡単にプランの変更ができます。

格安SIMの乗り換えにかかる初期費用は、キャリアからのMNP転出手数料としてドコモ・auが2,000円、ソフトバンクは3,000円がかかります。加えてMVNOとの契約手数料が3,000円です。

申し込み方法はネットで申し込む方法と、店頭で申し込む方法の2通りあります。プロバイダが提供するプランは、各社の専用サイトからオンラインで申し込みすることができます。家電量販店が販売しているパッケージプランは、店頭で申し込むことができます。音声通話対応プランの申し込みには本人確認書類が必要です。SIMカードが届くまでに数日かかりますので、MNPの場合に電話が利用できなくなる時間ができます。ビックカメラの「BIC SIMカウンター」のように、その場で申し込みからMNPの転入手続き、SIMカードの受け取りまでできるサービスも登場していますので、1日でも電話を利用できないのが困るのであれば検討してください。

IIJmioが2015年9月16日からスタートした「おうちでナンバーポータビリティ」はさらに画期的です。Webサイトから申し込み後に数日でSIMカードが届き、開通センターに電話すると数時間で利用できるようになります。電話が使えない期間がなくなる、とってもありがたいサービスです。

IIJmio 音声通話機能付きSIM「みおふぉん」 1,600円~

SIMカードが届いたら、用意したスマホにセットします。SIMカードを挿すスロットの位置は、スマホによって異なります。無事セットすることができたらAPN設定を行います。APN設定はOSによって異なりますので、サポート情報を確認してください。入力する値も格安SIMによって異なります。

高速通信容量の残量を調べるには

MVNOによっては、高速通信容量をどれだけ使ったか確認できるアプリを用意しています。翌月繰り越しができる場合は、前月から繰り越した容量も合わせて確認することができ、使い過ぎを防ぐことに役立ちますね。

MVNOの解約(転出)

キャリアのような2年縛りがない格安SIMですが、音声通話付プランにはたいていの場合、半年~1年の最低利用期間が設けられています。この期間中に解約しようとすると、1万円程度の解約手数料が必要になります。中には解約手数料はないものの、代わりにMNP転出時に転出手数料を請求されるMVNOもあります。なおデータ通信SIMの場合は、解約に費用がかからないMVNOがほとんどです。

SIMカードのサイズと契約種類について


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スマホ端末で利用するSIMカードには、3種類のサイズがあります。

標準SIM
3種類の中で最もサイズが大きく、古くからあるSIMカードです。2010年頃までに発売されたスマホ端末で使用されていたサイズです。
microSIM
ドコモでは「miniUIMカード」と呼ばれるサイズです。おおよそ2011年以降に発売されたAndroid搭載のスマホ端末や、iPhone 4Sまでがこのサイズです。
nanoSIM
iPhone 5から採用された、microSIMよりさらに小型のSIMカードです。2013年以降にAndroid搭載のスマホ端末でも採用されるようになりました。

MVNO各社が提供するSIMカードの対応サイズにはややばらつきがあり、nanoSIMに対応していないMVNOもありますのでiPhoneで利用したい方はご注意ください。なお、SIMカードのサイズを変換するアダプタが販売されていますので、nanoSIMを標準SIMやmicroSIMに変換することができます。当然ですが逆は不可能で「小は大を兼ねる」ことができます。

格安SIMの契約種類は3タイプあり、SIMカードの商品パッケージが分かれていますのでしっかり違いを押さえておきましょう。

通話SIM
電話番号が付与されており、電話回線を使った音声通話が可能なタイプ。もちろんデータ通信も可能です。スマホで格安SIMを利用したい方はほとんどがこのタイプに当てはまります。
SMS付きデータ通信SIM
音声通話ができないデータ通信専用のSIMで、SMS(電話番号を用いたメッセージ送受信機能)を利用するための電話番号が付与されたタイプ。電話番号認証のあるサービスを使用する際にSMSが必要になります。
データ通信SIM
音声通話ができないデータ通信専用のSIM。SMSが付いていないので、電話番号認証が必要なサービスが利用できません。2台目スマホやタブレットのネット利用、モバイルWiFiルーターへの利用など、やや上級者向けのプランとも言えます。

最近ではメイン使用のスマホ乗り換えが目的の人が増えたため、通話SIMの需要が高くなっています。多くのユーザーが使用しているLINEを使いたい場合は、SMSを使った電話番号認証に対応するため、通話SIMまたはSMS付きデータ通信SIMにする必要がありますのでご注意ください。また、データ専用SIMでは緊急時の110番や119番ができないことも覚えておく必要があります。

SIMロックとロックの解除について

キャリアでプランと合わせて購入するスマホには「SIMロック」と呼ばれる、他社のSIMカードを受付ないようにする制限がかかっています。2015年5月以降に発売されたスマホについては、SIMロックを解除できるようにすることが義務付けられました。SIMロックを解除すれば、使用中のスマホをそのまま格安SIMの契約でも使用できるようになります。なお、格安SIMが現在のキャリアと同じ回線を使っている場合は、SIMロックの解除は不要です。

SIMロックの解除方法はキャリアごとに用意されており、サイトからの手続きなら無料、店舗や電話受付の場合は手数料3,000円が必要になります。SIMロックの解除にはスマホ購入から180日以上経過していることが条件となっている場合がありますので注意が必要です。

iPhoneもSIMロックを解除してSIMフリースマホにできるか?

日本では特に大人気のiPhoneシリーズ。キャリアで購入したiPhoneのSIMロックを解除して、SIMフリーにして格安SIMで使いたい人は多いのではないでしょうか。まずオススメは上記にも書いた通り、現在のキャリアと同じ回線を使っている格安SIMにすることです。これならSIMロックを解除する必要がありません。(ただし、auの場合はauの回線を使用している格安SIMでもSIMロックの解除が必要になる場合あり)どうしても異なる回線の格安SIMに移りたい場合はSIMロックの解除が必要になりますが、結論としてiPhone 6s以降なら可能です。

なお、アップルストアの直販で購入できるiPhoneは初めからSIMフリーのため、気兼ねなく格安SIMで使うことができます。

格安SIMが自分に向いていそうなら、スマホ向きの格安SIMプランを比較してみましょう

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